2024/07/30 23:53
2024年4月20日にスケートショップをオープンしました‼︎
オープンして3か月が過ぎました!
このへんで少しブログでも書いてみようと急に思ったのでなにか書いてみようと思います!

スケートショップがオープンした場所は、兵庫県北部に位置する豊岡市というところです。県庁所在地の神戸からは車で3時間ぐらいかかる辺境の地です。僻地です。
夏は40度近くになるし冬は日本海側特有の気候でずっと天気がわるいところです。たびたび大雪にも見舞われます。
スケーター人口以前に、兵庫北部は少子高齢化に若者の地元離れが進みまくってて街は衰退の一途を辿ってます。
スケボーするにはなかなかハードな環境ですが、僕はこの街で生まれて中学生の頃にスケボーを始めました。第何次かわかりませんが、スケボーブームで同級生や先輩達が滑ってるのを見て始めたかんじです。
スケボーを始めて驚いたのがこんな田舎町にも当時スケボー専門のスケートショップがあったことと、
セクションとか置きまくってスケボーが自由にできる公園があったことです。スケーターもそこそこいましたし、外タレがツアーで来たこともありました。
この街は海も近いしゲレンデも近いのでサーフィンやスノーボードを扱うお店もあって、スケボーも少し置いてあるお店がスケートショップ以外に3店舗ぐらいありました。
スケボーを始めて3,4年ぐらいでしょうか、高校を卒業と同時に僕はこの田舎町を出ました。故郷を離れ、新しい街で新しい仲間や新しい環境でスケボーをして過ごすうちに地元のことは正直頭から離れていきました。
10年ぐらい経ってまた地元に帰ってくるのですが、当時あったスケートショップも自然消滅的になくなり、他の店舗も2つなくなってました。
当時スケーターで賑わっていた公園は1人か2人ぐらいしか滑ってなくて、ボロボロになったセクションがポツポツある寂しい公園になってました。みんなが集まって滑れる唯一のパブリックなパーク的な公園だったので結構ショックでした。
でも、セクションがボロくても、路面が悪くても、タイミングでスケーターがいっぱい集まった日は昔と変わらずやっぱり楽しかったです。
ゆるく楽しみつつ、練習もしつつ、少ないローカルスケーターでのんびり過ごしてましたが、ある日、いつもみたいに公園についたらセクション全部に貼り紙がされてました。
市役所からセクションの撤去を忠告する内容の貼り紙でした。昔から当たり前に使っていたセクションでしたが、実は国の条例かなにかで、申告、手続き、片付け、セクションの面積分の賃料の支払いとかをしないといけなかったそうです。ずっと昔から当たり前に公園に広げて使っていたセクションが急にこれまで通りには使えなくなりました。
滑るスケーターがほとんどないのにボロボロのセクションだけがあちこちに点在しているというのは市民や市役所からすれば、あの公園て何なん?てなるところ。
いっこいっこ、順番に解決していき、なんとか滑れる環境には戻せました。
(めっちゃ端折りました)
この公園には、スケーターが昔みたいに集まらなくなった決定的な部分があります。それは老朽化したアスファルトの路面です。
そんなアスファルトの路面を、『ストリート』と捉えるか、『滑りにくいパーク』と捉えるか。
路面が良かったらこの公園で滑るスケーターは増えるはず。みんなで滑りてー。スケーター増やしたい。
市役所に行って路面整備の要望を伝えたけど、アスファルトのひび割れ率がどうたらこうたらで数年後の整備計画にも予定がないらしい。
でもスケボーや公園活用で経済効果が期待できれば市への要望は前進するはず。前進させるため、路面整備を叶えるため、2022年秋に1回目のイベントを開催することになった。メインコンテンツはもちろんスケボー。路面整備が目標だけど、楽しんで遊ぶことが大前提。
タイトルは、
『TOYOOKA CENTRAL PARK ~SL公園新しい遊びの創出~』
実行委員は自分を含めて3名。
イベントやってみようと誘ってくれた2人、ありがとう。
スケートショップオープンが2024年4月なので、その1年半前の出来事でした。
つづく

