2025/01/03 14:21


2025年になりました‼︎

旧年中はローカル、ファミリー、イベント関係者、店舗関係者、取引会社、他にも沢山の方達に支えられお世話になり感謝しかありません。

田舎の小さなスケートショップですが、とても1人では成り立たないです。ありがとうございます。


スケートショップはただ買い物するだけのお店とは違って、ローカルスケーターを支えたり発信や受信、各地のスケーターを繋げる人間交差点のような役目も持った特殊な存在だと思ってます。

昨年11月、スケートショップとしてそんな役目をひとつ形にしました。

ショップの顔面ともいえるスケーターを2人、PULP familyとして迎え入れました。

豊岡市の隣町、京都府福知山市のタイト君と、お店からプッシュで2分のとこに住むバンちゃん。

完全に自分のインスピレーションで決めた。

正直、スキルとかは二の次で、全然自分よりスケボーうまいけど、とりあえずスキルは二の次で、パッションだ。



タイト君の住む福知山市は、豊岡市から1時間ぐらい離れてて、コミュニティもわりと豊岡市とは違う感じだ。福知山市と豊岡市は人口はほぼ同じだけど街の規模は福知山の方が都会だし、京都市とかの都市部にアクセスするのも豊岡ほど不便ではない。

2年ぐらい前、福知山でスケボーイベントがあった時、どんなスケーターがいる街なのか興味があって行ってきた。

隣町だけど全然福知山のシーンを知らなかったし、自分もSL公園の初回のイベントが間近だったので調査も兼ねて。

会場着いたら、若いスケーターが結構いて、うまいし、イケてて、なんというか、スケートシーンあるぞ福知山!ってテンション上がった。

何人かと喋れた。豊岡に滑りに来てる知ってる子もいた。会場着いたのが遅すぎて全然見れなかったけど、バケモンみたいなバクスミとか、バックサイドのノーグラからブラインドサイドにひねってアウトしたりとか、気持ちいいトリックがいくつか頭に焼きついた。

そっから1年後、4回目のSL公園のイベントにそのイケイケな福知山勢が現れた。

めちゃくちゃ嬉しかった。よくぞはるばる来てくれた!てなった。

前に見たバケモンみたいなバクスミの子もいた。

後に、京都市内にあるスケートショップLAMPのライダーとなるシュウだった。

そしてシュウと一緒にカマしまくってたのがタイト君だ。

メインセクションの豊岡城てゆDIYセクションでバチーンとフロントサイドテールスライドした後にノープッシュからキレキレのバックヒールがキマッた。

少し猫背なスタイルもかっこいい。



イベントが終わりまたそれぞれの生活圏に戻っていった。

やはり福知山と豊岡は微妙に交わりにくい。

京都府と兵庫県。高速道路も電車も綺麗に別のエリアに別れている。

一緒にイベントでスケボーした時から1年近く経っていた。

久々に福知山勢に会いたくなって、みんながタムロしている広場に夜ふらっと向かった。

スケーターやいろんなヤンチャそうな若い子がたまっていた。ガラが悪い!笑

そんなかの1人がバーーっと近寄ってきて話しかけてくれた。シュンマだった。

シュンマはイベントにも来てくれた高校生だ。

シュンマと喋ってたら2秒後にバビロン軍団も到着した。

まだデッキに乗ってすらいない。

早くスケボーしたかったけどバビロンが帰るまで我慢した。

しばらくしてバビロン帰って、みんなまたデッキ弾きまくった。

路面いいし涼しいし夜滑るのには最高の季節だった。

少し先に若い2人組が歩いてこっちに近づいてくる。

飲み後にぶらぶらしているタイトくんとマサキだった。マサキもイベントに遊びに来てくれたやつだ。

しかし2人共デッキ持ってない笑

2人もおんなじようにタムロしてるみんなとワッツアップして、休憩してるやつの板を借りたりしながらスケボーした。

福知山のシーンに触れた夜だった。

スケートショップがなくてもローカル達はサバイブしながら楽しみながらスキル磨いていた。

フクチヤーマンSLてゆ、福知山ローカルのフッテージを記録したインスタアカウントがある。

タイト君が管理している。

普段の動きをデジタルにも残して厚みが出る動きだ。


ちなみに、タイト君がデッキを持ってなかったのには理由もあった。

ストリートでスケボーやりまくるのでバビロンに写真撮られるとこまでいってしまったそう。

いよいよリーチ。、っぽい。



そしてその後、SL公園の6回目のイベントでは、カマしまくってベストトリックが始まる前に入潮さんが裏に呼び出して景品デッキあげてた。笑

1年前のイベントのとき、あいつ伸びるね〜、と言っていたのを思い出しましたよ。



ただ、ライダーとして迎え入れるとなると引っかかる部分があった。

もう1人迎え入れたい人物がいた。

ライダーは2人同時に迎え入れたかった。

バランスとリズムとタイミングが命だ。

もう1人はばんちゃんだ。

これはお店始める前から思っていたような気がする。でもばんちゃんだけではなんか違うなー、とか。

かれこれ小学生の頃から知ってるし、一緒に滑った時間もとても長い。

シャイだけどインパクトのある変な髪型でインパクトのある古い車に乗っている、だいぶとっ散らかったやつだ。

ちなみに自分とばんちゃんはストリートでスケボーしまくって短期間で捕まりすぎてバビロンに誓約書を書かされた。

いよいよリーチかもしれない、と思ったけど、俺たちもどっこい生きてる。へへ


2025年もよろしくお願いします。